2024年 4月 18日 (木)

共産・志位委員長は「自分の口で言えばいいと思う」 「党首公選」への反応めぐりベテラン党員が抱いた違和感

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   共産党で志位和夫委員長による「長期政権」が続く中、現役党員の松竹伸幸氏(67)が、著書「シン・日本共産党宣言──ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」(文春新書)を出版し、党首公選を行うように求めている。

   共産党は、機関紙「しんぶん赤旗」に論説記事を乗せる形で松竹氏の行動を批判しているが、志位氏は「そこで述べられている通り」と、自らの言葉による説明を避けている。松竹氏はJ-CASTニュースの取材に対して記事に反論。「そういう低レベルな議論には関わりたくない」と突き放した。(全2回の後編)(聞き手・構成:J-CASTニュース編集部 工藤博司)

  • 共産党で党首公選を求めている松竹伸幸さん。写真はかつての職場前で撮影された
    共産党で党首公選を求めている松竹伸幸さん。写真はかつての職場前で撮影された
  • 共産党で党首公選を求めている松竹伸幸さん。写真はかつての職場前で撮影された

批判論説の筆者とすれ違って「なんか、すごくやつれていましたね...、下向いた感じで」

―― 党首公選論を批判した「藤田論説」(「規約と綱領からの逸脱は明らか ――松竹伸幸氏の一連の言動について」と題して1月21日の「しんぶん赤旗」に掲載された論説記事。藤田健・赤旗編集局次長が執筆した)への印象をお聞かせ下さい。予想通りの反応ですか、それとも「思ったよりも過敏に反応」したという印象ですか。

松竹: 実は先ほど共産党前で写真を撮ったとき、藤田さんとすれ違ったんですよ。すれ違った後に気付いたのですが...。声をかけた方が良かったかも。向こうも気付いていないと思います。なんか、すごくやつれていましたね...、下向いた感じで。それはともかく、当然、何らかの反応はあると思っていました。逆に、反応がなくてスルーされることが一番嫌でした。何か反応があって、党内の議論が盛り上がるというのが一番の目的なので、反応が出てきたことは、まずは歓迎です。ただ、赤旗の編集局次長の論文が出てくるとは思いませんでしたね。

―― 藤田氏は、64人しかいない「幹部会」メンバーでもありますね。にもかかわらず、赤旗の肩書きで記事を載せるのは不思議ですね。

松竹: 規約違反だと言うのであれば、規約問題を扱う規律委員会というちゃんとした部署があって、規約違反かどうかを認定するわけだから、普通ならその部署の人が書くでしょう。綱領についても同様です。にもかかわらず、赤旗の編集局次長が「松竹氏自身も同意したはずの党規約に違反する行為です」と認定しているのは意外です。

―― 謎の立て付けですね。

松竹: 謎なんですよ...!今でも、よく分かりません。それでいて、志位さんは「藤田論説に尽きております」に終始するという...。

―― 「藤田論説」では、今回の主張が規約に違反していると主張しており、規約第5条の以下を根拠にしています。どのように反論しますか。00年に採択された現行規約は、上意下達ではない「循環型」だともされていますね。

(5) 党の諸決定を自覚的に実行する。決定に同意できない場合は、自分の意見を保留することができる。その場合も、その決定を実行する。党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない。
(8) 党の内部問題は、党内で解決する。
松竹: 第3条の第1項と第2項には、それぞれ「党の意思決定は、民主的な議論をつくし、最終的には多数決で決める」「決定されたことは、みんなでその実行にあたる」とあります。これが基本的な現行規約の考え方ですが、「党首公選しない」って一体どこで議論して決めたのでしょうか?
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