家族の携帯電話番号、半数以上が覚えていない 災害時はスマホが使えず...専門家が語る「緊急時の連絡方法」

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平時から公衆電話のかけ方や、災害用伝言ダイヤルの練習を

――災害時にはメモなどを見ながら家族などへの連絡のために公衆電話をかける必要がありますが、日ごろからどういう準備をしておくとよいでしょうか。

水野一成さん 公衆電話についても、10代で28%、20代で31%、30代でも19%がかけ方を知らないという調査結果が出ています。平時にかけ方の練習をしたり、公衆電話が設置してある場所を確認したりすることをお勧めします。

――改めてスマホに関する災害への備えについて、強調しておきたいことがありますか。

水野一成さん スマホはとても便利ですが、電源が切れるなど使えなくなった時の対策を平時から行なっていただきたい。先に述べた以外にも、公衆電話のための小銭の用意や、スマホの節電方法の設定などがあります。

また、災害時には相手の番号がわかってもつながらない場合があります。そういった時には171番をダイヤルして行う「災害用伝言ダイヤル」「災害用伝言板」の活用も検討して欲しいです。こちらも平時からの練習をお勧めします。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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