火種抱える国民民主の候補者擁立 「反ワク」指摘の須藤元気氏は釈明、問われる「確認書」の実効性

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「政策を見直し、再構築しました」

   須藤氏は14日、Xを通じて【私の考えと国民民主党の政策の一致について】との声明を発表した。

   ワクチンや原子力発電をめぐる発信について「国民民主党の政策や意見と合致しないのではないか」という指摘があったとし、立候補に際し「自ら多くの声に耳を傾け、政策を見直し、再構築しました」として釈明した。

「1. 原発について かつては否定的な立場でしたが、現在はエネルギー安全保障と現実的対応の観点から『安全性を確保した上での活用』は必要と考えています」
「2. ワクチンなど医療分野について 『副反応への懸念』を発信していましたが、ワクチンの重症化予防効果等を含めて科学的根拠を否定する立場ではありません。党の『科学的知見と透明性重視』の方針に従います」

   「決意の証として、国民民主党から提示された確認書にサインして、党に提出しました。党として決定した事項に反する行動は取りません」としている。

   玉木雄一郎代表も、同日「須藤元気さんにも確認書に署名してもらいました。国民民主党は、『対決より解決』の姿勢で、科学的根拠と事実に基づく政策を進めます」とし、須藤氏への期待をこう説明した。

「須藤元気さんには、手取りを増やす経済政策を進める力になってもらいたいし、文化・スポーツ・エンタメなど新しい日本の魅力を海外や次世代に伝えてもらいたい」
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