「ネット上の声は認識しているが、改めて再検討した」
この発表について、本田技研工業の広報部は5月19日、取材にこう説明した。
「チーム側と話し合いを続け、社内でも検討して、慎重に議論した結果、本日、スポンサー契約の解除が決まりました。ホンダが掲げている『人間尊重フィロソフィー』とは相容れないと判断しました」
ネット上では、ホンダの抗議が報じられた後も、スポンサーを止めるべきだとの声が相次いでいた。こうしたことも、契約継続の意向から一転して解除になったことに影響しているのだろうか。
この点については、「ネット上の声は認識していますが、謝罪を受けたときは決まった予定はありませんでした。改めて再検討したところ、今回の決定になったということです。解除については、チーム側も了承しています」と答えた。
チームリキッドの公式サイト上では、19日昼過ぎ現在も、ホンダのロゴが残っており、各選手のユニフォームも同様になっている。こうしたところについては、今後チーム側が対応するはずだとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)