GACKTが週刊誌報道に改めて持論「憶測で攻撃し、盛り上がるのは滑稽」「自分の人生を生きろ」

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   ミュージシャンのGACKTさんが2025年5月19日、「週刊誌が抑止力になるとは到底思えない」などとして週刊誌報道をめぐる持論をXでつづった。

  • 週刊誌の公益性が問われている(写真はイメージ)
    週刊誌の公益性が問われている(写真はイメージ)
  • GACKTさん(2015年撮影)
    GACKTさん(2015年撮影)
  • 週刊誌の公益性が問われている(写真はイメージ)
  • GACKTさん(2015年撮影)

「今の週刊誌のあり方が抑止力に繋がるとは到底思えない」

   7日にも、Xを通じて週刊誌報道をめぐる疑問を明かしていたGACKTさん。

   「某記事に『GACKTは週刊誌のなんたるかがわかっていない』という内容が掲載されていた」と切り出し、「今の週刊誌のあり方が抑止力に繋がるとは到底思えない」と主張していた。

   日刊ゲンダイDIGITALで配信された4日付の記事は、「永野芽郁の『文春』不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない」という見出しだった。GACKTさんの投稿は、この記事を念頭に置いているとみられる。

   GACKTさんは週刊誌記者による取材について「節操の無い行動は目に余るものがある」と批判した上で、「これからは執拗に追いかけられたり、写真を撮られれば、その記者を撮り返してボクのSNSにポストすることにした。業として覚悟を持ってやっているならお互い様だよな?」など、「報復」を宣言していた。

「真実など週刊誌側から分かるわけが無く......」

   GACKTさんは19日、「前に『週刊誌が抑止力になるとは到底思えない』と書いたのだが、もう少し分かりやすくボクの私見を添えておく」とし、改めて自身の思いをつづった。

「週刊誌はあくまでビジネスだ。『公平性と中立性』を謳ってはいるが、彼らにとって本当に大事なのは【面白い/読まれる/売れる】こと。じゃなきゃ儲からない」

   具体例を挙げ、「たとえば有名人Mさんと被害者Aさんがいたとする。有名人のMを悪者に仕立てた方が読者の感情を煽れるなら、たとえAに非があっても週刊誌は書かない。なぜなら『どっちもどっち』では記事が売れないからだ」と説明し、「そこには意図的な印象操作が存在する」と主張。

   「真実など週刊誌側から分かるわけが無く、彼らにとっては、真実かどうかは二の次。"真実っぽさ"があれば十分なわけだ」と皮肉まじりに評した。

   「もちろん、全ての内容が嘘とは言わない」としつつも、「むしろ一部の真実を点在させることで、記事全てを真実っぽく見えるように印象操作する」。「そんな印象操作テクニックと媒体を使って"脅し"のように人を動かすケースもある。それが"抑止力"とは聞いて呆れる」と切り捨てた。

「もっと楽しいことが世の中にはたくさんある」

   GACKTさんは、報道の在り方だけでなく、週刊誌報道に乗せられる世間の反応についても苦言を呈している。

「世の中の数十%の人はネガティブな情報を好み、それをストレス発散ツールに使い、会話のネタにする。まんまと週刊誌に乗せられて盛り上がっている人もいるのだから、受け取る側にも問題があるのは否めない」

   「事実は誰にも分からない。憶測で攻撃し、盛り上がるのは滑稽だ。もっと楽しいことが世の中にはたくさんある」とした上で、「自分の人生を生きろ」と呼びかけた。

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