小沢一郎氏、小泉進次郎農水相をチクリ 番組での発言に...「かっこいい言葉だからと背伸びして使ってはいけない」

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   立憲民主党の小沢一郎衆院議員が2025年5月24日、自身のXを更新し、農水相に就任した自民党の小泉進次郎氏の報道番組での発言に苦言を呈した。

  • 小泉進次郎氏(写真:つのだよしお/アフロ)
    小泉進次郎氏(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 小沢一郎氏(2016年撮影)
    小沢一郎氏(2016年撮影)
  • 小泉進次郎氏(2017年撮影)
    小泉進次郎氏(2017年撮影)
  • 小泉進次郎氏(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 小沢一郎氏(2016年撮影)
  • 小泉進次郎氏(2017年撮影)

「意味を理解していない知らない言葉を...」

   コメの価格高騰が続く中、21日に自民党・江藤拓前農水相の失言での辞任にともない、小泉氏が後任を務めることが決まった。

   小沢氏は、連日小泉新農相に関する批判を含むX投稿を複数リポスト(拡散)している。

   なかでも注目を集めているのは、23日放送の報道番組「ニュースウオッチ9」(NHK)での発言だ。

   小泉氏は同番組で、「備蓄米は5年間のお米が貯めてありますから、これから出すのは令和4年のお米、そして令和3年のお米と。こういった形になります」と説明。

   その後、「ですので、倉庫の中にある間の分、減価償却がされますので。結果として、ま、1万1000円、1万2000円くらいで買ったものを、減価償却で1万円くらいね...で、売り渡すと。60キロですね」などと語っていた。

   小沢氏は、この小泉氏の発言について「固定資産じゃない『お米』に『減価償却』という言葉は使いませんよ」としたユーザーのポストを引用し、「『減価償却』とは、建物や機械設備など、企業が設備投資して導入した固定資産の経年劣化分を、経費として計上すること」と解説を添えた。

   その上で、「意味を理解していない知らない言葉を、かっこいい言葉だからと背伸びして使ってはいけない。まずは勉強を。大丈夫なのか?」と苦言を呈している。

   なお、国税庁のホームページ「よくある税の質問」コーナーに掲載された「減価償却のあらまし」によると、「事業などの業務のために用いられる建物、建物附属設備、機械装置、器具備品、車両運搬具などの資産は、一般的には時の経過等によってその価値が減っていきます。このような資産を減価償却資産といいます。他方、土地や骨とう品などのように時の経過により価値が減少しない資産は、減価償却資産ではありません」と説明している。

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