国民民主党の榛葉賀津也幹事長が2025年5月26日に行った演説中の発言をめぐり、賛否の声が上がっている。
「公の場で受け狙いの発言をしてはいけない」「窮屈な世の中は嫌だ」
榛葉氏の発言はJR博多駅前で行った街頭演説で出た。SNSでも演説の様子が拡散されており、榛葉氏は集まった聴衆に向け「わーっと見るとね、やっぱ博多の女性はきれいだね、コレ。で、男性はまぁまぁだね」と軽妙な調子で語っていた。
人の容姿をジャッジするような発言は、例え褒め言葉であっても、時に「セクシャルハラスメント」と受け止められることがある。
SNSでは、「政治の街頭演説で女性の容姿についてふれて持ち上げた気になってる点がヤバい」「おじさんは、ぜったいに公の場で受け狙いの発言をしてはいけない。と、江藤前農相が教えてくれたばかりなのに。学習能力がないのか」など、軽率な発言だとして批判する声が相次いだ。
さらに、国民民主党は夏の参院選の公認内定予定候補をめぐる批判もあるなど、慎重になるべきタイミングだったとの指摘もある。
一方で、「どこの党とか関係なく、これくらいの発言が許されないような窮屈な世の中は嫌だ」「榛葉さんのあの感じ好きなんですけどね」など、過敏になりすぎているのではとの声もある。