サムスンがパネルを生産か
その上で、韓国サムスンのディスプレイ部門であるサムスンディスプレイが、iPhone Flipに対応するパネルの生産を年間700~800万枚の規模で計画しているという。ただし、2026年中に行われるiPhone Flipの生産はわずか数か月程度のため、同年のパネル生産量は同社のフル生産能力を下回る可能性がある。
さらにクオ氏は「最近の市場の噂」として、AppleがiPhone Flipの生産を1500万台から2000万台という規模で発注したとのこと。これは2026年だけの数ではなく、2年~3年の製品サイクル全体を見渡した累積数である可能性があるという。
それらの下準備を経たのち、iPhone Flipの生産が開始されるのは2026年後半から。高価格設定により、2027年と2028年に年間数百万台を出荷する可能性がある......というのが最新のクオ氏による情報だ。