山東昭子・元参院議長、女性スペースの利用は「『生まれついての性別』に基づいたルールで対応すべき」 Xで主張

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「生まれついての性別、すなわち生物学的性別に基づいたルールで対応すべき」

   翌7月1日の投稿では、「『女性スペース』について、心配された方がおられたようなので、あらためて申し上げます」とし、補足する形で持論を述べた。

   「いわゆるLGBT法制定以前から、女性の安全と安心について憂える多くの皆さんの声が、女性はもちろん、子供を持つお父さん達からも届いています」とし、「その上で、『女性スペースの利用については、生まれついての性別、すなわち生物学的性別に基づいたルールで対応すべき』と考えています」とした。

   女性スペースをめぐっては、23年4月にオープンした歌舞伎町タワーの「ジェンダーレストイレ」が物議を醸したほか、同年6月にはトランスジェンダーの人たちの公衆浴場利用をめぐる国会議論を受け、厚労省が「浴場業及び旅館業の営業者は、例えば、体は男性、心は女性の者が女湯に入らないようにする必要があるものと考えています」とした通知を出すなど、度々議論の的となってきた。

   山東氏の主張には、「『生物学的性別に基づいたルール』明確に宣言! ありがとうございます! 更に、スポーツも女性専用枠も男女別の統計も『生物学的性別で分ける』と言っていただけるとありがたいです」「心配する気持ちに寄り添い、生物学的性別での区分を明言していただき、ありがとうございます」など、賛同の声が相次いだ。

   さらに「この問題は言葉の定義から守っていかなくてはなりません。議連の法案には『生物学的性別』の文言を必ず明記してほしいです。『生まれながらの性別』が物議を醸した様に、『身体的特徴』では解釈に幅が出てしまいます」など、踏み込んだ対応を求める意見もある。

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