ストイックに食事制限して準備はバッチリ、結果は?
優勝を狙う今大会では、朝5時に起床し、コーチ監修のもと、食事も制限。朝から牛肉ステーキと白米を150グラムずつ食べ、大会が始まるまでにチョコやポテトチップスなど少量の糖質を摂取した。血糖値を上げることで血管が浮き出て、コンディションを整える効果があるという。
当日の意気込みを聞かれた山澤さんは、「最下位から始まりましたけど、当時こんなに長く続けるとは思わなかったから、でもあれから10年ね、やったからには今回は僕が(優勝を)獲るしかないだろうな」と気合いを入れた。そして、直前に腕立て伏せやストレッチなどをして、いざステージへ。
審査では、筋肉量・絞り・筋肉のバランス・骨格などのほか、筋肉の大きさだけでなく形・丸み・厚み・左右対称か などを見られる。体が絞れているだけでなく、血管が出ていてドライ(筋繊維がはっきりと見える状態)な状態が望ましいそうだ。
さまざまな審査を経て、トップ2まで上がった山澤さん。そして結果は、昨年と同じく第2位となった。大会後、山澤さんは残念そうな表情でコメントした。
「10年やってきて、自分でいいと思っていたポージングとかも、全然まだまだだし、改めて奥が深いなというか、もっともっと学ばないと勝てないなっていうね。みなさん本当にね、応援ありがとうございました」
最後に動画内のテロップで、「ここまできたら優勝するまでやり続けます」と表明した。