外国人問題に首を突っ込んで炎上
かつて格闘技「K-1」で活躍し、日本維新の会から比例代表で立候補した久保優太氏は、今回の参院選で一部政党が争点化を目論んでいる外国人問題に首を突っ込んだ。
格闘家仲間とともに、埼玉県のJR蕨駅周辺で「現地調査」と称した動画を事務所のXアカウントで公開。夜の街中を歩きながら「そもそもなんですけど、ノージャパニーズとか言って、日本語喋れないのになんでこんなに日本に来てるんだと。これ大問題ですよ」などと話す様子を公開した。投稿には「日本語すら喋れない 取材拒否、カメラNG こんなのはおかしい」と文面を添えた。
この動画は削除され、事務所は8日に「編集上、内容を誤って切り取り、結果として分断的な印象を与えるものとなってしまいました。本来の意図とは異なる形となってしまい、心から反省しております」と陳謝した。
だが、この対応も「アポ無しでいきなり近づいてって取材拒否、カメラNGって普通でしょ」「正しく編集し直すか、ノーカット版を並べて公開したら良い」などと火に油を注ぐ結果となった。
ネット上には、投稿を削除することでかえって注目を浴び、炎上と拡散が続く「消すと増える」というスラングが存在する。今やSNSは選挙活動で大きな武器となっているが、使い方を間違えると諸刃の剣となってしまう。