日本保守党の百田尚樹代表が2025年7月23日、自身のXで参院選での当選をめぐる思いを明かし、波紋を広げている。
「嫁さんにも息子にも笑顔はない」
20日投開票の参院選、比例区で初当選を果たした百田氏。23日の投稿では、当選にあたっての家族の様子を明かし、思いをつづった。
「久しぶりに帰宅。嫁さんにも息子にも笑顔はない。私が国会議員になったことを、誰も喜んでくれない。そして、他ならぬ私自身が喜んでいない。でも、これも私の運命かと諦めて、日本保守党の参議院議員としてベストを尽くします」
国政進出の報告としては異例とも言える発言に、SNSでは支持者からの困惑の声が上がった。
「喜んでないとか貴重な1票を投じてくれた方々の気持ち思うと出てこないよそんな言葉...」
「時々このような発言をされますが、『日本保守党をお願いします』と言われて投票した我々はどうしらよいのですか? もう日本保守党には投票すなと?」
一方で、事情を知るフォロワーからは、「全力で応援するので、まずは手術を乗り越えてください」「議員になることが、めでたい事という概念自体がおかしいということ、改めて理解した。責任でしかない、と浮かれないのが百田尚樹なんだね」など、応援の声も寄せられている。