「スティーブンソンは強い打球を放つ中長距離型打者」
そして、こう続けた。
「チームは打撃の強化が急務だった。ロハスは今年95試合で打率.239、14本塁打、43打点、OPS.759に終わった。過去のロハスなら想像もできない不振だった。さらに、カン・ベクホ、ファン・ジェギュンなど、怪我で長期離脱していた主力打者の打撃も良くなかった。突破口が必要だった」
ロハス・ジュニアの代わりにチームに加入するスティーブンソンに関して、高い評価を与え、期待を膨らませた。
スティーブンソンは、大リーグのワシントン・ナショナルズ、ミネソタ・ツインズを経て24年に日本ハムに移籍。昨シーズンは24試合に出場し、打率.161、本塁打、打点ともにゼロだった。
日本では結果を残せなかったが、ナ・ドヒョンGMは「スティーブンソンは強い打球を放つ中長距離型打者であり、守備では外野の全ポジションを安定してこなせる強みがある。チームに大きな助けになることを期待している」と語ったという。
米国出身のロハス・ジュニアは、大リーグを経験することなく17年6月にKTウィズに入団。20年シーズンは、打率.349、47本塁打、135打点を記録し、本塁打王と打点王の2冠を達成した。
20年オフに阪神に移籍し2年間プレーしたが、結果を残せず21年オフに退団した。24年に古巣KTウィズに復帰した。