「榮枝は2軍で見ていたとき、欲しいなと思った選手のひとり」
小野寺は今シーズン、開幕1軍に名を連ねるも、出場機会に恵まれていない。出場試合はわずか2試合で、打席には1度も立っていない。4月23日のDeNAに出場して以来、2軍での生活が続いている。
片岡氏は、欲しかった選手として、プロ5年目の榮枝裕貴捕手(27)の名も挙げた。
立命館大学出身の榮枝は、20年ドラフト会議で阪神から4位で指名されて入団。21年シーズンから昨シーズンまでの出場はわずか4試合だ。
今シーズンは5試合の出場にとどまっている榮枝に対して、「榮枝というキャッチャーは、なんでもそこそこできるが、(捕手に)坂本(誠志郎)と梅野(隆太郎)の2人がいるから、なかなかチャンスがない。その中で、榮枝は2軍で見ていたとき、欲しいなと思った選手のひとり」との評価を与えた。
プロ野球の25年トレード期限は、7月31日で終了した。セ・パ両リーグにおいて、トレード終了間際の大きな動きはなかった。