「本来、口を閉じるべきは傷つけている側」
また、渡邊さんは「誹謗中傷の加害者の中には、悪いことをしている自覚のない人、それが正義だと勘違いしている方も多々いるのではないかと思います」と指摘。
そうした人の主張として、「誹謗中傷されたくなければ、SNSを使わずに静かにしていればいい」「普通の被害者はコメント欄を閉じる」と言う人もいるといい、「それは間違っています。本来、口を閉じるべきは傷つけている側なのですから」と批判した。
さらに、渡邊さんは自身にとってのSNSについて、「休職中、唯一社会と繋がっていられた場所」と表現し、「同じような状況の人と気持ちを共有できたり、知恵を教え合ったり、とても意義のあるものでした」と明かした。
そのため、SNSに対して「傷つけたり貶しめたりするのではなく、価値ある使い方を皆がするようになってほしいと願ってます」と呼びかけていた。