「高野連は調査を十分にしなかった」「こういうダサい組織は解体」 広陵高暴力問題に東大准教授ズバリ

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   ダサい高野連は解体すべし!――経済・社会思想が専門の、いま最も硬派なテレビコメンテーターは甲子園野球にも一家言あった。2025年8月11日放送の「news23」(TBS系)は、広島代表・広陵高校の野球部で暴力制裁があったことが明らかとなり、異例の大会途中で出場辞退したことを取り上げた。

  • 高野連の対応には批判の声があがっている
    高野連の対応には批判の声があがっている
  • 画像は斎藤幸平准教授のX(@koheisaito0131)より
    画像は斎藤幸平准教授のX(@koheisaito0131)より
  • 高野連の対応には批判の声があがっている
  • 画像は斎藤幸平准教授のX(@koheisaito0131)より

「甲子園のあり方も見直すときにきている」

   コメンテーターとして生出演した東京大の斎藤幸平・准教授は、小川彩佳キャスターから「(出場辞退ではなく)何かもっと適切な対応のチャンスがなかったのかと考えてしまいますけど」と聞かれると、「いやあ、あったと思いますよ」と待ってましたとばかり話し始めた。

   「高野連はもっとしっかり最初の段階で調べるべきだった。私も体育会系だったからわかるけど、(運動部には)多少理不尽なこととかはあるけど、これって(被害生徒が)転校とか相当ひどいことが起きてるわけですよね。なのに、高野連は調査を十分にしなかった」と、暴力事件の報告を受けながら、中途半端な処分で事を納めた高野連の責任を問題にした。

   さらに、「女子はプレーしちゃいけないとか、そういうことにはいちいちうるさいくせに、イジメとか暴力に対しては弱腰。こういうダサい組織は1回解体して、甲子園のあり方も見直すときにきていると私は思いますね」と迫った。高野連を解体して、甲子園を頂点とする高校野球をこのまま続けるか、いまこそ検討すべきだというのだ。

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