DeNA藤浪晋太郎の荒れ球は「武器で財産」、球団OB高木豊氏が持論...「セ・リーグは恐怖でおののいている」

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「スタメンですべて左を並べたのは過去にないんじゃない?」

    そして、「打てないからすべて左を並べたとか、そういうのなら分かるが、ケガするかもしれないからということで、スタメンですべて左を並べたのは過去にないんじゃない?」とし、こう続けた。

    「(藤浪は試合後)『怖がるのならどうぞ』というようなコメントを出していたが、それはそうだよね。『別に(右打者を)使ってもらっても結構です』みたいな。『でも知りませんよ』と言っておけばいい。これは彼のひとつの財産だから」

    藤浪はDeNA入団後、2軍で調整を続けていた。2軍の試合では制球に苦しむ場面がみられたこともあり、1軍昇格直後、インターネット上で藤浪の制球難が不安視されていたが、中日戦では、死球はひとつもなく四球は1つだけだった。

    高木氏は中日戦の内容に関して、「(荒れ球が)ひとつの武器になっている」とし、次のように持論を展開した。

    「まとまってしまったら打たれるかもしれない。セ・リーグは恐怖でおののいている。怖さは(古巣の)阪神が1番知っている。(右打者の)森下(翔太)、大山(悠輔)が抜けても、1試合くらいだったら(左打者の)前川(右京)とか、髙寺(望夢)とかで補える。全部左で。中日はメンバー的にちょっと手薄かもしれないが、阪神だったら補える」

    藤浪は中日戦から4日後の21日に出場選手登録を抹消された。スポーツ紙の報道によると、三浦大輔監督(51)は、藤浪の抹消について、「故障ではなくローテーションの関係」だと説明したという。

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