チームみらい・安野貴博党首、高校時代の「7点」の答案公開 「爪跡を残そうとがんばっているがアホすぎる」

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   2025年7月の参院選で1議席を獲得した「チームみらい」の党首でAIエンジニアの安野貴博氏が2025年9月3日、「高校時代の物理のテスト答案」をXで公開し、注目を集めている。

  • 参院選の記者会見で公約について説明する「チームみらい」安野貴博党首
    参院選の記者会見で公約について説明する「チームみらい」安野貴博党首
  • 安野氏がXで公開した高校時代の答案。講師の赤ペンが優しい
    安野氏がXで公開した高校時代の答案。講師の赤ペンが優しい
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  • 安野氏がXで公開した高校時代の答案。講師の赤ペンが優しい

「何もわからなすぎて、テストに対してダメ出しをするくらいしかなかった」

   安野氏は2日放送のトークバラエティ「踊る! さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演。「受験勝ち抜いた有名人SP 東大京大(秘)合格法公開! 役立つ松岡修造の名言」との特集で、学生時代の思い出などを語っていた。

   開成高校を経て東京大学を卒業している安野氏だが、「高3の塾の入塾テストで、物理最初7点から始まったんですよね」という。

   「(難しい問題を)解いて、自分ができないということに打ちひしがれて、初めてやる気が出てくるんで」とした安野氏は、「7点」だったというテスト用紙を公開。

   「何もわからなすぎて、テストに対してダメ出しをするくらいしかなかった」という言葉の通り、解答用紙に「よって、100%正しい答えを導くことは不可能である。100%に近い答なら出すことができるが...。次のテストから『このテストでは、ニュートン力学だけを適用するものとして答えよ』という制限をつけてもらいたい。じゃないと、僕ら生徒に、一問もとくことができないのだから。これを指摘したのでマルにしてもらいたい」と、切実な思いをつづっていた。

   スタジオからは、「なんてヤな生徒」「7点やのに偉そう!」と驚きの声が上がった。司会の明石家さんまさんも、まさかの回答に「これはズルいやり方なんやろ? 最後『マルにしてもらいたい』って、そこがちょっと引っかかるな」と笑っていた。

「でも、得点には価値があります。是非、マルにして下さい」

   安野氏は3日、「昨日のさんま御殿で放送された私の高校時代の物理のテスト答案、完全版はこちらになります。爪跡を残そうとがんばっているがアホすぎる」として、テスト用紙の全文を公開した。

   「高3物演クラス分け」とのテストで、1枚目・1問目は回答しているもバツ。2問目では、長文で物理学への懐疑心などをつづっていた。

「奇跡的確率で今までの全ての実験結果が同じ値をとっているだけかもしれないわけです。 僕はこんな脆弱な理論の下で計算して、真理をつきとめたような顔をすることができません。解答したとしても、何ら意味をもたないと思うのです。でも、得点には価値があります。是非、マルにして下さい」

   この回答に、講師からは「物理学を学ぶ上で、このようにmodelの不確実性を意識するのは大切だと思いますが、とりあえず 大学入試には純粋に挑んだ方が安全だと思います」とのアドバイスが書かれていた。

「まさか安野氏にこんな痛々しい過去があるとはw」

   続く設問では、「これを解くすばらしい方法を思いつくことができた。 しかしそれを書き表すには余白が少なすぎる。フェルマーさんの気持ちが分かった気がする。だから、マルにして下さい」と回答。

   別の設問では、「宇宙は広い。 ケプラーの第二法則が適用できない場所もあるかもしれない。よってこの問には答えられない。 それを、この問題は気付かせてくれた。アインシュタインも言った。『常識とは20までに身につけた偏見だ』と。僕も偏見にとらわれず回答していきたいと思う」とした安野氏。

   講師は「適用しろ、といわれたら適用するのが無難です」としつつ、「偏見にとらわれず回答していきたい」とした部分には下線を引き、「これはOK」としていた。

   学生らしい回答の数々に、「結局マルにしてもらいたいだけなの好きすぎるw」「まさか安野氏にこんな痛々しい過去があるとはw 先生が大人回答で素晴らしいな」など、面白がる声が相次いでいる。

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