JICA「アフリカ・ホームタウン」撤回、4市に変化は? 1か月で計3万件超問い合わせ、業務への支障「計り知れない」

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木更津市、撤回後も「十数件の問い合わせ」が

   木更津市オーガニックシティ推進課の担当者は26日、J-CASTニュースの取材に、これまでの問い合わせや苦情について、電話が8月25日から9月24日までで約9000件、メールが8月23日から4000件以上届いたと明かした。

   前出の担当者は、誤情報だと説明をしてもなかなか信じてもらえないこともあり、「一時間以上電話対応をせざるを得ないようなこともありました」と振り返る。

   また、「今週に入ってやっと1日にお問い合わせをいただく件数が2桁に落ち着いた」状況という。それまでは1日の問い合わせ件数は100件を超えており、「課の職員誰かしらが必ず電話を受けているような状況が1ヶ月の間続いていた」とした。

   撤回を受けての反響については、「今日も十数件の問い合わせをいただいている状況」と明かす。内容としては、「撤回は本当に事実なのか」といった確認や「撤回をしても新たな形でまた何かやるんだろう」といった疑心暗鬼の声が主だったという。

   今回の構想の撤回を受けて、職員はどう感じているのだろうか。前出の担当者は、「昨日の撤回を受けてすぐに安堵ということはない。これで本当に収束するのかどうか、もう少し様子を見てみないと」と話した。

   今後の国際交流の予定については、「一つ一つの情報の出し方で、今回のように大きな波紋を呼んだり誤解を呼んだりしますので、そこはやっぱ慎重にならざるを得ない」として、しばらく様子を見たいとした。

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