ヤクルト戦力外・西川遥輝は「争奪戦になるかも」、球界OB持論...誤解を受けている選手だが「もうひと化けできる」

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「西川は真摯に野球が好きで、負けん気もある」

   これまで3球団でプレーしてきた西川は、通算1426安打を記録しており、節目の1500安打まであと74本に迫っている。岩本氏は、1500安打が西川の大きなモチベーションになっていると指摘した。

   そして、「ベンチでのたたずまいなどで炎上するとか、誤解を招くような所作があった」と前置きし、西川の人間性に言及した。

   「これは(獲得を目指す球団が)再確認すると思うが、野球に対する姿勢と、本当の西川遥輝との面談があると思う。これを各球団の方、早く見つけてほしい。ヤンチャ色が出てしまって、『もしかしたら扱いにくい?』みたいな誤解を受けている選手。いやいや、真摯に野球が好きで、負けん気もある。ここで他のチームのユニホームを着れば、もうひと化けできる選手だと思っている」

   今シーズンは出場機会が激減し、盗塁はキャリアワーストの1つだった。それでも岩本氏は「これからもまだまだやるよ、西川遥輝は」とし、「彼のようなスタイルを必要とするチームは絶対にある。脚力と勝負強さ。それを生かせるチームはたくさんあると思う。下手したら争奪戦になるかもみたいな」と期待を寄せた。

   日本ハムでは、長らく主力としてチームをけん引し、16年には日本一を経験した西川。33歳ベテランの去就に注目が集まる。

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