「完全に投手のモーションを盗まれていた」
「なんで無警戒だったのだろう?完全に(投手のモーションを)盗まれていた。それで盗塁。外野は後ろに下がっていたが、これで前に出てきた。それで林が外のスライダーをレフト前(ヒット)。レフトが正面でなかった。センター寄りに(ポジションを)振られたので、前進していても強い球を(ホームに)投げられなかった」
この日は両軍総力戦となり、巨人は計8人の投手を投入し、DeNAは計7投手を起用した。高木氏はDeNA投手陣の奮闘に触れ、こう試合を総括した。
「石田(裕太郎)は2回からマウンドに上がって本当によく投げた。平良(拳太郎)もビシッといった。伊勢(大夢)、森原(康平)も頑張った。佐々木千隼が回またぎになって負担が大きかった。巨人は戸郷(翔征)が誤算といえば、誤算だった。阿部(慎之助)監督は本当に細かく繋いできて、執念を見せた。大勢も回またぎをする。(ライデル)マルティネスも回またぎをした状態だったが、最後の最後にミスが出た」
そして、「11回に1点を取っても、巨人を見ていると防戦一方だった。(投手を)細かく繋がなければいけないということは、余裕がない。それでも阿部監督は、最後まで執念を見せてしのいだ」との見解を示した。
CSファーストステージ2連勝のDeNAは、15日に敵地・甲子園球場に乗り込み、セ・リーグ1位の阪神とファイナルステージ初戦を迎える。
ドラマは最後に待っていた
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石上泰輝・林琢真・蝦名達夫で決めた
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