iPhone16eの発売は2025年2月。iPhone16eがSEシリーズの実質的後継機とすると、前機種iPhoneSE3の発売は2022年3月のことだった。廉価版iPhoneは、毎年、新機種が発売されるわけではなかった。だが、今後はそのルールが大きく変わるかもしれない。来年(26年)前半、iPhone16eの後継機が発表、発売されるかもしれないという情報が駆け巡っている。「ダイナミックアイランド」が搭載される?Appleの新製品情報に詳しいミンチー・クオ氏、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏という新型iPhoneリーカーとして世界的に有名な両氏は、「iPhone17eは2026年前半に発売されるだろう」という意見で一致している。iPhone16eは、16シリーズと同様のチップセット(プロセッサー)であるA18を採用している。iPhone17eの場合も、やはり17シリーズと同じA19を搭載するという情報も。画面はiPhone16eと同じOLEDパネル、サイズや解析度も前作と大きく変わることはないとのこと。ただし、iPhone17eには「ダイナミックアイランド」が搭載される可能性が高い、という噂も存在する。ダイナミックアイランドとは、iPhone14Proから搭載されるようになったもので、フロントカメラのパンチホール周辺に設けられた「黒い楕円」だ。これは可変式で、あえて大きくしてiPhoneの機能や状態に関するさまざまな情報を表示することも可能。なお、iPhone16eでは、ダイナミックアイランドはなく、画面上部の隅からはみ出るような形のノッチが添えられている。256GBモデルが10万円以下という可能性も?最大の問題は価格である。iPhone17eが具体的にいくらになるかという情報はまだ少ない。仮に、これがiPhone16eと同様に日本では9万9800円からの価格で発売されるとして、次にiPhone17eの最低ストレージ容量がいくつからになるのかという点も注目される。17シリーズの最低ストレージ容量は、それまでの128GBから256GBになった。今の時代、128GBのストレージしかないiPhoneはやや実力不足と言わざるを得ない。したがって、次期廉価版iPhoneが容量を上げてくる可能性もあるのでは......。なおかつ、それでも価格が前作から据え置きになった場合はiPhone17eに強烈な付加価値が発生するはずだ。SEシリーズからの買い換えを考えている人にとっては、魅力的なスペックになるかもしれない。以上は、あくまでも「噂」レベルの話であり、そもそも本当にiPhone17eが発害されるのかそうでないかというのは開発関係者にしか知り得ない情報。それでもこれから年始にかけて、iPhone17eの仕様に関するリーク情報は多数噴出し、メディアをにぎわせるだろう。(澤田真一)
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