連立離脱後の公明党は「非常に野党的」に 田崎史郎氏予測、高市政権とは「ガチンコの大ゲンカ」

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   高市首相と公明党のガチンコの大ゲンカが始まる――政治ジャーナリストの田崎史郎氏は2025年10月21日放送の「報道1930」(BS‐TBS)にゲスト出演してそう予言した。

  • 公明党・斉藤鉄夫代表(2025年10月撮影)
    公明党・斉藤鉄夫代表(2025年10月撮影)
  • 高市早苗首相(2025年9月撮影)
    高市早苗首相(2025年9月撮影)
  • 公明党・斉藤鉄夫代表(2025年10月撮影)
  • 高市早苗首相(2025年9月撮影)

定数削減問題で全面対決に

   「公明党は連立離脱して、政治とカネの問題っていうふうに言ってましたけれども、そんな問題じゃなくて、要するに高市さんと肌合いが合いませんと、今の体制(高市総裁体制)の人たちはわれわれをかなり軽視してますと。麻生さんをはじめとしてね。その感情的な動機から言ってるんですね」と、「政治とカネ」の問題で物別れとなったのではなく、高市・麻生体制とは初めから袂を分かつつもりだったのだろうとみる。

   さらに、離脱を通告してからも、「定数削減の問題がドーンと出てきて、それに対してかなり身構えてて、怒ってるんですよ。(幹部ではない)普通の人(議員)でも、『こうなったら全面対決だね』っていうふうになってきているんですな」と説明する。定数を削減されると、公明党は大幅に議席を失うと試算されている。公明党にしてみれば、定数削減は連立離脱に対する自民党の嫌がらせと映っているだろう。

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