県警は、立花容疑者の発言を「事実無根」と完全否定も
報道によると立花容疑者は、24年12月13日〜14日、立候補していた大阪府泉大津市長選の街頭演説で竹内氏について、「警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」などと発言した。
竹内氏が亡くなった後の25年1月19〜20日には、XやYouTubeに「竹内元県議は県警からの継続的な任意の取り調べを受けていた」「明日逮捕される予定だった」と虚偽の情報を投稿するなどしたという。
こうした発言が、竹内氏の名誉を毀損した疑いがあるとのことだ。
なお25年1月20日には、当時の村井紀之県警本部長が竹内氏について、
「被疑者として任意の調べをしたこともないし、ましてや逮捕するといったお話はありません。全くの事実無根」
と、立花容疑者の主張を完全否定していた。
竹内元県議は、斎藤元彦知事の疑惑を巡って、百条委員会の委員として知事を厳しく追及していた。24年の知事選では、立花容疑者が「黒幕は竹内氏」と名指しするメモをSNSに投稿。竹内氏の事務所には無言電話やいたずら電話が増え、誹謗中傷のメールなどが送られてくるようになった。竹内氏は24年11月に議員辞職した。
その後も竹内氏個人への誹謗中傷が続く中、25年1月に自宅で亡くなった。25年6月、竹内氏の妻が兵庫県警に刑事告訴し、県警による捜査が続いていた。