インバウンド客「無断キャンセル」続出、銀座の老舗和菓子屋が悲鳴 「本当に困っています」

   東京・銀座にある創業103年の老舗和菓子屋「木挽町よしや」のXが、2025年11月11日、「訪日外国人のお客様。予約の場合ほとんどの方が、#無断キャンセルで取りに来てくれません」と訴えた。いったいどのような状況なのだろうか。詳しい話を聞いた。

   木挽町よしやの三代目は取材に、「中にはちゃんと取りに来てくださる方もいらっしゃる」としつつ、「(無断キャンセルがあると)1つ1つがけっこう重くのしかかってくる」と訴えた。

  • 木挽町よしやの外観(木挽町よしや提供)
    木挽町よしやの外観(木挽町よしや提供)
  • 木挽町よしやの名物・どら焼き(木挽町よしや提供)
    木挽町よしやの名物・どら焼き(木挽町よしや提供)
  • 木挽町よしやの外観(木挽町よしや提供)
  • 木挽町よしやの名物・どら焼き(木挽町よしや提供)

2~3組が無断キャンセルする日も

   木挽町よしやのXは、「訪日外国人のお客様。予約の場合ほとんどの方が、#無断キャンセルで取りに来てくれません」とし、「無下にお断りすることもできないので、本当に困っています」と訴えた。

   前日の10日にも無断キャンセルがあったようで、続く投稿では、「昨日の注文分ですが、結局閉店時間過ぎても来ませんでした」と明かした。

   この投稿に注目が集まり、「こう言うことで老舗が疲弊するのは居た堪れないので、やはり敷居も低くなったし事前決済が良いよね」「これは迷惑な事だし本当に欲しい人の妨げにもなりそう。お気の毒です」といった声が寄せられた。

   12日にJ-CASTニュースの取材に応じた木挽町よしやの三代目は、訪日外国人による無断キャンセルは毎日のように発生しており、1組ではなく2~3組が無断キャンセルする日もあると明かした。

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