【ドジャース】キム・ヘソン、「トレード説は現実的シナリオ」韓国メディア展望...新戦力加入なら「ユーティリティ飽和状態に」

キムは今季、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁を記録

    「最近、ドジャースがブレンダン・ドノバンの獲得を検討しているというニュースが報じられ、キム・ヘソンのトレード説は、単なる憶測を超え現実的なシナリオとなった。ユーティリティが飽和状態にある状況で新たな戦力が加われば、既存のユーティリティ選手のうち誰かが必ず外れることになる。チーム側にとってマイナーオプションがあり、契約構造が柔軟で、市場需要まである選手は常に最優先の検討対象だ」

    キムは米国1年目の今シーズン、マイナーで開幕を迎え、5月に大リーグに昇格した。71試合に出場し、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁を記録。ユーティリティプレイヤーとして、セカンド、ショート、センターのポジションをこなし、チームに貢献した。

    ポストシーズンでは、全シリーズでロースター(出場登録選手枠)入りを果たし、ワールドシリーズ(WS)にも出場した。WS第7戦では、延長11回からセカンドの守備に入り、WS2連覇達成の瞬間をグラウンドで迎えた。今シーズンの全日程を終えたキムは、6日に韓国に帰国した。

    今シーズン、韓国出身大リーガーとして唯一、ポストシーズン進出を果たしWSを制したキム。来シーズンは他球団のユニホームを着ることになるのか。今オフのドジャースの動向に目が離せない。

1 2
姉妹サイト