インフルエンザ流行が異例の早いペース 子どもから家庭内に拡大、学年閉鎖、学級閉鎖の数も増え続け

ウイルスが嫌がる室内環境を作る

   インフルエンザ予防の一つとして、子どもが学校で感染した後の家庭内でのケアをとりあげた。田代院長の家では3人の子どもが感染したが田代夫妻は感染を免れたという。

   どのような対策をとったのか。(1)マスクの着用(2)マイタオルを持って使い分ける(3)湿度を55~60%にキープ(4)こまめに換気(5)マイボトルを常備して常にのどを潤すなどを挙げた。「換気や適切な湿度を保つことでウイルスがいやがる環境を作った」という。

   俳優でタレントの副島淳さんが「換気をすると部屋の湿度がぐっと落ちてしまう。同時にやってもいいのか」と疑問を投げかけた。田代さんは「個人的な考えだけど、湿度と換気どっちを優先するかというのであれば湿度だと思う」と話した。

   12月はイベントが多い。予防接種をするなど、出来るだけの対策をとって乗り切りたい。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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