共産党期間紙「質問に答えず『従来の政府見解に即したものだ』と強弁」
なお、山添氏は委員会後、自身のXで「高市政権となって初めての外交防衛委員会で質問」と質疑の様子を振り返った。
「雰囲気一変。与野党を問わず政府の軍備拡張路線に賛同し、『台湾有事』をめぐる首相発言を批判的に取り上げたのは私と公明党議員のみ」とつづり、「しかしこの間の一連の経過は、平和と安定のためには軍拡一辺倒でなくまともな外交こそ必要とむしろ鮮明にしている」と主張している。
共産党の機関紙、しんぶん赤旗は今回の答弁について、「歴代政権の姿勢と矛盾 首相『台湾有事』答弁 山添氏指摘」との記事で「茂木敏充外相は質問に答えず『従来の政府見解に即したものだ』と強弁」とまとめている。