高市早苗首相がG20行きでポロリ...「安物の服」なら「なめられます」 「マウント取れる服」めぐり議論

「品性の無い最低なワードチョイス」

   投稿には13万件を超える「いいね」と6200件以上のリプライ(返信)が寄せられるなど、大きな注目を集めた。議論の中心となったのは、高市氏が用いた「外交交渉でマウント取れる服」との表現だった。

   SNSでは、「『相手に失礼の無い服装』とかじゃなくて、『なめられない服』『交渉でマウント取れる服』を着ようとしてるの、幼稚にも程があるだろ」「『相手国に恥じない』とか、『威厳を損なわない』とか言いようは色々あるのに、『マウントを取る』という品性の無い最低なワードチョイスをしてしまう高市センセイ...」など、違和感を示す声も多い。

   共産党の小池晃書記局長は、この投稿を引用し「『外交交渉でマウントを取る』などという投稿を国際会議に向かう機中で現職総理が。あまりにも軽率で不見識ではないか」と疑問をつづった。

   山添拓参院議員は、「外交でマウントを取ろうという発想も、それが服装次第と考えているらしいことも、唖然とする。事実と道理、国際法など埒外の恥ずべき姿勢」と批判している。

   立憲民主党の米山隆一衆院議員は、「そう思うのは自由ですが、それを公言してどうするのかというか、交渉相手に『今マウントを取ろうとしているな』と思わせて意味があるのかと思います。それ以前に、一体何を着たら服でマウントを取れるのかと思いますし」と首を捻った。

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