高市早苗首相めぐる「こもり癖」報道に波紋 「行ったら行ったで批判するだろ」「ダブスタ」批判も

   高市早苗首相が首相就任後も会食に出かけないことを報じた記事をめぐり、SNSで議論が起きている。

  • 高市早苗首相(2025年10月21日撮影)
    高市早苗首相(2025年10月21日撮影)
  • 首相に「会食」は必要なのか(写真はイメージ)
    首相に「会食」は必要なのか(写真はイメージ)
  • 高市早苗首相(2025年10月21日撮影)
  • 首相に「会食」は必要なのか(写真はイメージ)

毎日新聞「自民党内から懸念の声も」

   記事は、毎日新聞が2025年11月25日に「高市首相就任1カ月 会食ゼロ、変わらぬ『こもり癖』党内に懸念も」と題して公開。高市氏が「飲み会が苦手」と公言していることに触れ、首相就任後の約1か月のあいだ「政治家や財界人らとの会食日程は一度もない」と指摘。高市氏について「会食を通じた仲間作りや意見交換よりも、自宅で政策を勉強する時間を重視してきた」とする一方、「政府・与党の連携の重要性」から「首相の変わらぬ『こもり癖』に、自民党内から懸念の声も上がっている」と報じていた。

   こうした報道を受け、SNSでは「誰かに会ったら『料亭通い!』誰にも会わなかったら『ひきこもり!』」「これまでは総理大臣の日程に会食が入ってると、やれ料亭でウン十万円使っただの、やれステーキが一人3万円だの騒いでたくせに」など、メディアによるダブルスタンダードを指摘する声が相次いだ。

   また、「飲み会しないと仲間作りも意見交換もできないってまだそんな認識なのがやばくない?」「何が悪いのかわからん。政策の勉強を通じて仲間作りや意見交換ができてるんだから、酒ばかり飲んでる連中よりずっといいでしょ」などとする意見もある。

   高市氏は、2月に脳梗塞を発症した夫・山本拓元衆院議員のリハビリ生活を支えている。こうした背景から、「自宅に車椅子の旦那さんがいらっしゃるのです。一歩外に出たら全力投球されています。会食迄批判の対象にするべきではないと思いますけど?」「会食してたら『車椅子の夫を放置して』って書くでしょうね」とする声もあった。

   一方、外交上の影響に触れる意見もある。

   「まぁ国内はそれでもいいよ。そういう世の中に変わりつつあるし。ただG20みたいな大舞台の晩餐会を欠席するのはちょっとね。その場でフランクに語り合うことから始まる関係もあるだろうに」と、国際舞台での会食の重要性を指摘する声もあった。

姉妹サイト