Uber Eats「アプリ不具合」で阿鼻叫喚 ラーメン4時間半待ち、配達員は雨に濡れ...現場で何が

   飲食宅配代行サービス「UberEats(ウーバーイーツ)」が、2025年11月27日に一時、東京エリアにおいてアプリで不具合が生じたとXで発表した。状況は深刻だったようで現場から多くの「悲鳴」が上がった。

   どのような事態に見舞われたのか。配達員、客、それぞれのケースを聞いた。

  • 写真はイメージ、記事中の人物とは関係ありません(写真:AP/アフロ)
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  • Uber Eatsのアプリに問い合わせたら…(利用者提供)
    Uber Eatsのアプリに問い合わせたら…(利用者提供)
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  • Uber Eatsのアプリに問い合わせたら…(利用者提供)

「対応遅すぎる」配達員は状況知らず、依頼届かず

   Uber Eats Japanの公式Xを通じて、27日22時57分に「【お詫びとお知らせ】現在、東京エリアにおいて Uber Eats アプリで不具合が発生しており、注文ができない状況が続いております」と発表された。23時33分に復旧を報告し、次のようにお詫びしている。

「ご不便をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。アプリ内サポートへのお問い合わせには、順次ご対応を進めさせていただきます。夕食どきにご利用を予定されていた皆さまに、ご迷惑をおかけし申し訳ございません。今回の不具合については、状況の確認および再発防止に向けた対応を進めています」

   発表を受けてXでは「これのせいで5時間半待った」「報告だけで済ませようとしてる所に誠意が一切見られない。お腹空いてたまらなかった」といったユーザーの声が寄せられたほか、配達員側からも「対応遅すぎる」「不具合が発生した時点で配達員への連絡が無かったのはいかがなものかと!」「俺も含め寒空の中長々と待ってた人間腐るほどいるんだよ」「配達員バカにしすぎですよ!」などと批判が相次いだ。

   公式発表ではわずか30分ほどの間隔で不具合発生と復旧が伝えられたが、一体何が起こっていたのか。ある配達員はJ-CASTニュースの取材に対し、「18時半ごろに受けた配達を皮切りに一切鳴らなくなりました」と明かした。「鳴る」とは配達依頼が通知されることで、稼ぎ時に突如として配達依頼が届かなくなったというわけだ。

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