フルトンは井上に敗れて以来、2敗目
「ボクシングシーン」は、WBCがとった緊急措置を疑問視。「スティーブン・フルトンの階級違反が、WBCの欠陥ある暫定タイトル制度をさらに混乱させた」とのタイトルで、ライト級暫定王座決定戦を批判的に報じた。
記事では、ライト級暫定王座決定戦について「馬鹿げている」とし、「フォスターとフルトンが公の場で計量に臨む直前、この試合がWBCライト級暫定王座を懸けて行われることが発表された。まるで最初から計画されていたかのように。WBCは恥知らずにも、なぜ暫定タイトル戦が承認されたのか説明することはなかった」と伝えた。
フルトンは、WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者時代の23年7月に、井上尚弥(大橋、32)の挑戦を受け、8回TKO負けを喫して王座から陥落した。その後、階級を1つ上げてフェザー級に転向し、25年2月にWBC世界フェザー級王座を獲得した。
フルトンの敗戦は、井上に敗れて以来2年ぶり。通算成績は、23勝(8KO)2敗。