「ドローンの数を増やしたほうが日本の防衛にはいいのかも」
谷原さんは「防衛費の増強が話題になるなかで、日本はどの分野を重点的に使えるのか、船なのか飛行機なのか、それともドローン兵器なのか」と聞く。峯村さんの答えは「ドローンが重要な要素になってくるのではないか。値段の高い有人のものより、ひょっとしたらドローンを数多く持ったほうが日本の防衛にはいいのかもしれない」だった。
番組は米国防総省が日本を含めアジアの同盟国に対し防衛費GDP比5%に引き上げる必要があるという考えを紹介。谷原さんも「5%なんて非現実でとんでもない額ですね」と驚きを示すと、峯村さんも「5%となると30兆円近くで社会保障費と同じぐらいの額になり、そこまで引き上げるのは難しい。防衛費は中国、北朝鮮との関係で何パーセント必要なのか、自分たちで試算していく必要がある」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)