「正当性を欠く権利移譲、資料譲渡が行われていた」
破産に関する問題については「これまで公開していた話が世間に出せるほぼ全て」とした上で、「新たに残念だった事がありますので、この機に述べておきます」。「旧経営陣体制下に於いて正当性を欠く権利移譲、資料譲渡が行われていた」と明かした。
「当時の経営陣に対して民事訴訟を提訴し、令和5年1月20日に当方原告の主張を認め被告からの謝罪を受け入れる形で和解が成立しました」とした。
経営体制の変更後に契約書類やメールの精査を進めた過程で、「かつてガイナックス社の窮状を受け弊社が緊急融資を行った後の、返済に関するガイナックス社の不誠実さ、会社経営や制作資料保全に関する自社作品やスタッフに対する敬意に欠ける旧経営陣内の様々なやり取りを目の当たりにしました」という。