「お前と縁を切ると言ったけど...」
神妙な面持ちで話を聞くキムに対して寺田は、右手で思い切り平手打ち。「愛のムチ」を受けたキムは「すみませんでした」と頭を下げた。
うなだれるキムに対して寺田は「どれだけ心配したと思ってんねん」と語気を強め、現在の心境を語った。
「日本のみんなも。韓国のみんなも。どれだけがっかりしたと思ってんねん。こんなところに入って。俺が1番がっかりした。俺はお前のことを韓国の弟だと思っている。それをこんなところに入って、みんなに心配をかけて。俺はメディアにお前と縁を切ると言っている。お前と縁を切ると言ったけど、こうやって会ったら縁を切れる気が全然しない」
寺田の熱い思いに何かを感じ取ったのか、キムは「本当にすみませんでした。本当に後悔しているし、反省しています。2度とこんなことを見せない。これからもっと頑張ります」と反省の言葉を口にし、犯行に至った理由に言及した。
「俺が好きな兄貴みたいな人がいて、その人に『手伝ってくれないか』と言われ、義理でやった。それでやってこうなった。今は連絡も取れない。もう捨てられた」
キムの痛々しい姿を見て、寺田は「ジェフンもしっかり反省して、ちょっと痩せていた。体重は今、130キロくらい。めっちゃ反省していると思うので、これから2度と悪いことはしないと思う。しないように、しっかり見ていければ。ガッカリされた方がいると思うが、もう1回、キム・ジェフンという人間を見てあげてほしい」と訴えた。
釈放されたキムは、その足で母国・韓国に向かったという。