「韓国のイチロー」イ・ジョンフ、来季も「3割10本塁打」は無理なのか...米データサイト「来季予想」に韓国メディア落胆

    韓国メディア「OSEN」(ウェブ版)が2025年12月11日、大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属する「韓国のイチロー」イ・ジョンフ外野手(27)の特集記事を組み、米データサイトが示したイの来季成績予想に落胆した。

  • イ・ジョンフ選手(本人インスタグラムより)
    イ・ジョンフ選手(本人インスタグラムより)
  • イ・ジョンフ選手(本人インスタグラムより)

「KBOリーグ時代は安打を量産して2年連続で首位打者」

    米データサイト「ファングラフス」は11日、ジャイアンツに所属する選手の来季成績を予想した。

    同サイトの予想によると、イの来季成績は、打率.270、9本塁打、56打点、7盗塁で、出塁率と長打率を合わせたOPSは.730だった。

    大リーグ2年目のイは今シーズン、センターのレギュラーとして150試合に出場し、打率.266、8本塁打、55打点、10盗塁を記録した。1年目の昨シーズンは、5月に左肩を負傷して戦線離脱したため、今シーズンが実質1年目のシーズンだった。

    韓国プロ野球(KBO)リーグで、打率.360を記録したイは、23年オフにポスティングシステムを利用してジャイアンツに移籍。米メディアによると、6年総額1億1300万ドル(約164億円)の大型契約を結んだという。

    KBOリーグ時代は安打を量産し、2年連続で首位打者のタイトルを獲得するなど「韓国のイチロー」の異名を取った。KOBリーグで7年間プレーし、通算打率は驚異の.340。大リーグでの3割超えに期待がかかるも、今シーズンは遠く及ばなかった。

    韓国メディアは、イの来シーズンの巻き返しに大きな期待をかけるも、「ファングラフス」の予想は今シーズンをわずかに上回る程度のものだった。

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