NEC「バザールでござーる」、26年末までに販促利用終了 財津一郎さんが声吹き込んだCM話題に...35年の歴史に幕

「BtoB事業へシフトする中で企業イメージとの乖離が大きく」

   実際に「バザールでござーる」はNECのキャラクターとしての使用が終了になってしまうのだろうか。

   25年12月19日にJ-CASTニュースの取材に応じたNEC広報担当者は、「26年末までに弊社の販促などでの活用を終了いたします」と回答。カレンダーについても「26年版カレンダーをもちまして、制作を終了いたします」とした。

   活用を終了する理由については、「『バザールでござーる』は、NECがBtoC(編注:一般消費者向け)事業の割合が多かった時代において、個人ユーザーへの親しみやすさを醸成する販促キャラクターとして誕生しました」と誕生経緯を説明したうえで、「一方、近年は社会価値創造型企業としてBtoB(編注:企業間取引)事業へシフトする中で企業イメージとの乖離が大きくなってきたため、活用中止を決定しました」とした。

   「バザールでござーる」に代わる新たなキャラクターは、「検討しておりません」という。

   惜しむ声が多く寄せられていることについて「これまで長きにわたり『バザールでござーる』のキャラクターに親しみをもって接していただいたことに感謝しております」とコメントした。

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