「バーガーキング」日本事業、700億円で売却 77店→300店超に急拡大...投資ファンドの鮮やかすぎる手腕

直火焼きとデジタル化、39カ月連続プラスの快進撃

   何が奏功したのか。バーガーキングの最大の特徴は「直火焼き」製法だ。他の大手チェーンがパティを鉄板で焼く調理法を採用する一方、バーガーキングは直接火で肉を焼くスタイルであり、その独自性と看板メニュー「ワッパー」の大きさや食べ応えを前面に打ち出し、「本格派」を想起させるブランド戦略を徹底した。

   さらに、SNSで話題を呼ぶユニークな広告戦略や、デジタル注文の強化で若年層を取り込んだ。アフィニティの発表によれば、各種施策により20年にはEBITDA(利払い前、税引き前、減価償却前利益)が黒字になったという。

   店舗数も急拡大した。現在の運営会社・ビーケージャパンホールディングス(BKJHの発表によれば、12月末時点で337店舗を見込んでおり、6年で店舗数を約4倍に拡大させたことになる。

   既存店の売上高も好調を維持しており、22年7月から25年9月まで39カ月連続で既存店売上高が前年同月比プラスを記録している。

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