投資ファンドの典型的な成功パターンに
そして25年11月13日、アフィニティは保有するBKJHの全株式をゴールドマン・サックスのプライベート・エクイティ部門へ売却する契約を締結した。売却額は非公開だが、11月17日付の日本経済新聞の報道によれば約700億円だという。
今回の売却劇は、投資ファンドの典型的な成功パターンだ。苦境に陥った企業を安く買収し、経営を立て直して価値を高め、適切なタイミングで売却する。アフィニティはまさにこの戦略を8年間で完遂した。
BKJHは28年末までに600店舗体制を目指すとしている。今後3年で約1.8倍に拡大させる計画だ。
急拡大には人材確保やオペレーション品質の維持が不可欠となる。アフィニティが築いた成長基盤を、ゴールドマンがどう引き継ぎ加速させるか。投資ファンドの手腕が試される。