成田悠輔氏、サンジャポで警告「このままだと日本人はゆでガエル」 オリラジ中田氏に「自民党の太鼓持ち」とツッコミも

   2026年1月4日放送のトークバラエティー番組「サンデージャポン」(TBS系)にオリエンタルラジオの中田敦彦さんが1年ぶりに出演、「2026年はこうなるSP」と題して高市政権の行方、AIの進化など多岐にわたってゲストらが話し合ったが、経済学者の成田悠輔さんが掲げた今年の予測は「日本人は順調にゆでガエルに」という、厳しい見通しだった。

  • 高市内閣は高支持率に支えられている
    高市内閣は高支持率に支えられている
  • 果たして自民党は安泰なのか
    果たして自民党は安泰なのか
  • 高市内閣は高支持率に支えられている
  • 果たして自民党は安泰なのか

「国内で何をしても、どうにもならない気がしている」

   成田さんは現在の円安、物価高の状況に触れ「構造的に変えるのはかなり難しい」と悲観的な見方をする。 「円安要因も、日銀がちょっと利上げしてもほぼノーインパクトで、何も変わらなかった。物価高も、そもそも海外でモノ(の値段)が上がっていて、輸入しなくちゃいけない資源やエネルギーの値段が上がっているという根本的な問題がある。物価高になると名目上の税収は増える。これまで蓄えてしまった国の借金は実質目減り、物価高で日本人が苦しんで、ゆでガエルになることを国は実は望んでいるという側面はある」。

新しい抵抗勢力が自民党を窮地に陥れる恐れ

   隣で聞いていた中田さんは「成田さんに『もう少し希望をください』とツッコもうと思ったが、考えていることはかなり似ていて、円安にしても物価高にしても根本治療というよりは、大企業の内部留保をしっかり守って、減税は先送りするという方向にいっているのに(高市政権の)支持率が高いわけですよね。自民党は無敵だなと思った。自民党は安泰と言わざるを得ない。本当にニッポンが大好きです」と話す。スタジオも大爆笑だ。

   「そういうことですよね?」と成田さんにふると、成田さんの答えは「自民党の太鼓持ちみたいになっている」と苦笑。中田さんは「自民党の太鼓をたたいて行かないと(現在住んでいるシンガポールから)日本に戻りづらい」と言い訳をした。

   MCの太田光さんが「これは高市政権じゃなくても、自己矛盾を抱えた状況はアメリカでも似たようなことがあって、これをどうすればいいのか、誰もわかっていないんじゃないか」と成田さんに問う。成田さんは「高市政権が支持を得ているのはフレッシュで女性首相ということもあるが、一時出てきた野党のスターたちをうまく取り込んだということもある。ただ、今後何も変わらないという絶望が広がると、新しい対抗勢力が生まれ、新しいスターが自民党を窮地に陥れるという状況もあり得る」と話した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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