巨人・阿部監督「若手育成」発言、元エース「98%くらい同じ考え」...1か月前のラジオで「持論」が賛否

   プロ野球巨人の元エースで野球解説者の江川卓氏(70)が、2026年1月10日にユーチューブを更新し、巨人・阿部慎之助監督(46)の発言について、「98%くらい同じ考え」と賛同した。

  • 巨人の本拠地・東京ドーム
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「育てるといったら、多分最下位になる」

   江川氏が賛同した阿部監督の発言は、25年12月13日に放送されたラジオ番組「ニッポン放送ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」に出演した際の発言だ。

   スポーツ紙によると、阿部監督は若手育成に関して「育てるって言っても、やはり勝たないとジャイアンツの場合はいけない。育てると言ったら、たぶん最下位になるので、(1軍は)そういう場所ではないのを理解してもらって。なんとか勝つために、こちら側は考えている」などと語ったという。

   阿部監督の発言に対して、インターネット上では野球ファンから賛否の声が上がった。

   現役時代、エースとして常勝軍団をリーグ優勝、日本一へと導いた江川氏。阿部監督の発言に関して「98%くらい同じ考え方」とし、こう続けた。

   「(周囲が)思っているより(阿部監督は)若手を使っていると思う。2軍から出てきてすぐに使ったりする。発言として、そう言っているが、実際には2軍で活躍した選手を使っている。去年、ずいぶん早く使うなと思いました」

   そして、インターネット上で一部ファンから批判の声が上がったことについては、次のように分析した。

「ジャイアンツは1位にならないと、必ずこういう話が出る」

   「負けたからでしょ。3位だからです。ジャイアンツは1位にならないと、必ずこういう話が出る。それを感じながらやるのがジャイアンツ。僕らの時も、ずっと言われながらやっていた。そういうことを言われるチーム。V9という歴史がある。9回連続で日本一になっているチームですから。阿部さんは大変だと思う」

   就任1年目にリーグ優勝を果たした阿部監督は、2年目の25年はリーグ3位に終わった。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは、リーグ2位のDeNAに屈し、ファイナルステージ進出を逃した。

   25年シーズンの阿部監督の若手起用法について、江川氏は独自の視点から、こう分析した。

   「僕の感覚では、すごく若手を使っている。いつも話をしているが、若い人が出てきて、体力が持つのが2か月か3か月。3か月もったら長い方で、2か月一生懸命にやると、だいたいバテがくる。そうすると数字が落ちるので、次の若手を出すことになったと思う。阿部さんを擁護するとかではなく、ごく自然な形で使っている感じがした。阿部監督の考え方は分かるし、ファンの方の考え方も分かるが、去年は4番(岡本和真)が3か月抜けたことがすべてを狂わせた」

   就任3年目の26年は、どのような起用法を見せるのか。リーグ優勝に向け、阿部監督の手腕に注目が集まる。

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