イオン、なぜ首都圏・近畿圏で食品スーパー大再編したか 格安チェーンとの競争激化...大胆な戦略転換

格安チェーンの台頭と「連邦制経営」の限界?

   イオンが今回の大規模再編に踏み切った背景には、格安スーパーの台頭がある。

   神奈川県を拠点として関東を商圏としてきたオーケーは、関西進出を加速させている。2026年度には大阪府に7店舗を出店する計画だ。

   また、九州に地盤を持つトライアルホールディングスは2025年7月に西友を完全子会社化(買収額約3800億円)し、首都圏への本格進出を果たした。

   これまでイオンは、各地域の傘下企業に自主性を持たせる「連邦制経営」を採用してきたが、格安チェーンとの競争激化により、エリア別の統合と共同調達・システム共通化を進める方針に転換したとみられる。

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