飛行機で「CAコスプレ」波紋 国交省「直ちに運航に支障ない」が...「誤解生む恐れあり、よろしくない」と見解示す社も

JAL「問題はなかったが、ご意見は真摯に受け止め」

   女性のインスタ投稿は、1月12日になって、X上で取り上げられて批判された。投稿画像も拡散しており、航空会社に対しても、厳しい意見が次々に書き込まれている。

「JALヤバ過ぎない? 万が一乗客の食事に異物混入でもしたらどうするん?」
「他の搭乗者が間違うような服を意図的に着てるのが問題」
「注意喚起しない航空会社が悪い。保安意識の欠如だと思う」

   これに対し、女性は同日、インスタ上で当時の状況を説明した。

   それによると、コスプレの服は、明らかに本物と違い、航空機に搭乗するときは着ていなかったという。乗客の目に触れるのは保安上よくないと認めたが、そうならない一瞬の撮影だったとも強調した。しかし、急に閲覧数が伸びたためSNS上で話題にされているのかと漏らし、戸惑っている様子だった。その後、15日になって、投稿がすべて削除され、しばらくしてアカウントも閉鎖された。

   各航空会社では、機内でのCAコスプレについて、保安面などでどのように考えているのだろうか。

   女性との記念撮影について、JALの広報部は16日、J-CASTニュースの取材に対し、常に客室乗務員の監督下や監視下にあったと説明し、「安全・保安上の問題はなかったと考えております」と答えた。ただ、今回の件で客から様々な意見が寄せられていると明かし、「ご意見を頂戴していることを真摯に受け止め、今後当社内でお客さまサービスのあり方について検討してまいります」とした。

   ピーチの航空機を運営するピーチ・アビエーションの広報担当者は21日、取材に対し、25年5月の便で、目的地に到着した後、乗客が機内から降りた後に女性がCAの制服のようなものを着て、CAらと撮影したと答えた。

「今回については、お客様が降機した後に撮影しており、その安全に影響する状況ではありませんでした。航空法上などの不正な行為はなかったと考えています」

   ただ、緊急脱出するなどの有事では、客を適切に誘導する必要があり、制服と類似した服装では指揮命令系統に混乱を与えるとして、「お客様が機内にいて、その安全に影響する恐れがあるときは、このような服装を遠慮していただきます。乗務員になしすましたときは、毅然とした対応を行います」としている。

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