起床時に全身の関節「こわばり」、徐々に痛み和らぐ傾向
病気が生活に及ぼす影響について、関節リウマチの啓発活動を行う「公益社団法人 日本リウマチ友の会」会長の門永登志栄氏は4日にJ-CASTニュースの取材に応じた。痛みの感じ方は個人差や波があるとしつつ、具合が悪い場合の症例を、
「手指が痛いと体全体がすごく大変、動きもできない。朝起きた時の布団が上げられない。ひどい時は、トイレに行って下着を下ろすのは、なんとかやっと下せる。上げることはできません。手指が痛いのはそれだけ大変なんです。私も何度も経験しましたけど、トイレで泣きそうになって、家族を呼んで上げてもらったこともありました」
と説明した。ほかには「使い痛み」があり、「例えば庭の草取りをすると、指先が痛くなります。肘も手首も全部痛くなる。腰はもちろん足も、体全体の関節が痛くなる」「ひどい時もですが、寛解状態でも、手指・体・関節を使いすぎると炎症が起きて、日常生活に支障がきます」──。基本はズキズキとした鈍痛で、瞬間的に手指の痛みが腕まで響くような「激痛」を感じる。門永氏は罹病して50年以上経つ寛解状態だが、未だに握手をすると手指の関節が非常に痛むと明かした。
一方、リウマチは1日の中でも症状の程度が変わるとし、主な傾向として「朝、起きがけに『こわばり』があって動きにくい」と述べた。寝ている間体を動かさないため、全身の関節が動きにくい状態となり、腫れてこわばってくるという。
「朝は大変ですが、徐々に徐々に、痛み・こわばりが少なくなってきて動きやすくなるというのは、だいたいリウマチ患者の皆さんが経験しておられるのではないでしょうか」
痛みのある時の対処法として、ステロイドを飲む、塗る、消炎鎮痛効果がある薬を飲む、湿布を張るといった対処法を挙げ「薬、テーピングの効果は本当にあります。それをすることによって痛みがずいぶんと和らぎ、その場をしのぐこともある」。そうすることにより動けるようになると説明した。ほかには、風呂に入ったり手や体を温めると痛み・こわばりが和らいでくるとのこと。