ネット上にはアーカイブも...「『逃亡』の意味をなさない」
「プレジデントオンライン」の中野氏の記事によれば、コラムからは高市首相が長年にわたり消費減税を訴えてきたことは確認できなかったという。むしろ消費税引き上げを肯定していると読める内容が複数確認できたとしている。ただし全体の割合として、消費税への言及は少なかったという。
中野氏は取材に、「政治家の発言がある程度ぶれるのは仕方がないと思います。高市氏のように長期間にわたって議員として活動している方であれば、過去と現在で考え方が違うこともあると思います」と、一定の理解を示している。
一方で、考えを変えたのであれば、「『なぜ消費税増税肯定だったのに、減税派に転じたのか』ということを説明すべきだと思います。消費減税に反対する専門家に対しても、説得材料になると思いますので」とした。
そのため、もしも意図的に削除したのであれば、「ブログを削除して逃亡する必要はなく、表に出てお考えを正々堂々主張されればいいのではないでしょうか」と訴えた。
中野氏は高市首相のコラムについて、「有益な情報もたくさんあります」と明かす。特に初期の記事は「永田町の慣習について等身大の意見がのびのび書かれていて読み物としても面白いです。高市氏ご自身で書かれていたと思いますが、もともと文才もある方だと感じます」と、コラムの価値にも触れた。
さらに中野氏は、
「そもそも、ブログを削除したところで、ネット上にはアーカイブが残っており、過去の発言は検証可能です。私も全エントリのタイトルとURLを保存していますので、『逃亡』の意味をなさないと思います。単にイメージを悪化させるだけに終わったのではないかと思います」
と、意図的なコラム削除の無意味さを訴えた。