野党第一党で「ヤジの指示」あったのか 元民主議員は「あった」、前立憲議員は否定

   元衆院議員で群馬県議の宮崎岳志氏が2026年2月23日、Xで「ヤジ係」をめぐる投稿を行い、ネットの注目を集めている。

  • 国会でのヤジのあり方が問われている(写真はイメージ)
    国会でのヤジのあり方が問われている(写真はイメージ)
  • ヤジを主導したのは安住淳氏だったのか(2026年1月撮影)
    ヤジを主導したのは安住淳氏だったのか(2026年1月撮影)
  • 国会でのヤジのあり方が問われている(写真はイメージ)
  • ヤジを主導したのは安住淳氏だったのか(2026年1月撮影)

「そもそもヤジ係など存在せず誰の指示も受けていません」

   発端となったのは、中道改革連合の岡田悟氏をめぐるX投稿だった。岡田氏は衆院選に兵庫7区から出馬するも落選。22日の立憲民主党兵庫県連大会で、中道改革連合から離党した上で政治活動を引退すると表明していた。

   政界引退に伴い、一般ユーザーが「岡田悟、本来1回生のホープである役割の所信表明演説のヤジ係を仰せつかったにも関わらずネットでありえないくらいボコボコにされて同情すべき部分もなくはない」などと投稿。

   岡田氏はこの投稿を引用し、「そもそもヤジ係など存在せず誰の指示も受けていませんし、私のヤジは十数秒で周囲の同僚議員にも聞こえないほどの声量であり、高市総理の演説を妨害した事実はありません」と「ヤジ係」の存在を否定した。「事情を何も知らない匿名アカウントによる妄想の産物。同情も不要」と切り捨てている。

ヤジ係に「『フロント5』という名前までついてた」

   宮崎氏は岡田氏の投稿について、自身のXで「私がいた頃の民主党・民進党にはヤジ係はあったし、『フロント5』という名前までついてたし、指示してたのは安住淳さんだったし、さらに安住さん本人がそのことをスポーツ新聞に売り込んで記事にさせてた」と主張。

   「党首討論で安倍首相が『安住さん! ヤジを静かにさせてください!』と叫んだりもしてた」と明かした。

   宮崎氏は06年11年に民主党公認で群馬1区から衆院選に出馬。09年に初当選した。その後は民進党・希望の党に所属したが、無所属を経て21年以降は日本維新の会に所属している。

   続く投稿では、「フロント5は一種の『懲罰部隊』で、上に逆らいがちな跳ねっ返りをぶち込んで、最前線送りにするようなイメージで編成されたタンクデサントです」ともしている。

   宮崎氏は、日本経済新聞が15年4月に公開した「『影の司令塔』安住国対 党再生へ『地道に』スパルタ」との記事を引用し、「最初からまったく隠してないんですが...(なお机は叩いてません)」とも投稿した。記事では、宮崎氏が言及していた「フロント5」と呼ばれる議員らについてがまとめられており、メンバーには宮﨑氏の名前も並んでいた。

「本当のヤジは、話を聞いていないとできないんですよ」

   宮﨑氏は、自身に寄せられたリプライにも返信している。「もうこういうのが通用する時代じゃなくなった、ってことですね。より中身で勝負できるようになるのはいいことです」との声には、「ところがどっこい、ヤジの方が本質だったりして...」。と返答。

   「今の有権者が求めているのはヤジの大きさではなく、議論の中身」との声には、「ヤジの本質は論理ですよ。ヤジがなければ、ただ原稿を読み上げるだけの朗読会になりますよ」。「的確なヤジが入るから、『下手なこと言えないな』という緊張感が生まれて、まともな発言をするよう気をつけるようになるんですよ」とヤジにも意義があったと訴えた。

   なお、安住氏をめぐる「安住さん、当時から。人前で脚組んだりポケットに手を入れたままと 無礼で高圧的な人だったのですか?」との声には、「あれは強がりだから、可愛いと感じるべきところなんです」としている。

   岡田氏は宮﨑氏の投稿を引用し、「民主党・民進党時代は全く知りませんが、私の任期中の立憲民主党ではヤジ係やヤジの指示など全く聞いたことがありません」と否定。

   自身をめぐる批判の声にも、「『安住の指示』は民主党・民進党時代と当人が書いていますね」としている。

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