「高市さんは、国会答弁があまり得意でない」
「報道1930」では、高市首相の「答弁能力」への言及もあった。毎日新聞の佐藤・元政治部長は言う。
「高市さんは、あまり得意でないこともあって。答弁回数を少なくしたい、とずっと考えていた。安倍晋三さんや石破茂さんたちは、多く答弁していたが、それ以前の総理はあまり答弁しなかった時代があり、その時代に戻そうとしていた」
少数与党の参院では、簡単にはいかない。「慣例の日程を踏襲するのか、真の熟議が実現されているのか」も問われている。
参議院の予算委員会の審議が始まって間もなくの19日には、日米首脳会談がある。朝日新聞の林・元政治部長は「当意即妙のやりとりが、あのトランプ大統領とできるのか、懸念を持つ人は特に自民党内に少なくない。会談が終わった後の予算委員会で、事実関係が明確でないから(米国が国際法違反かどうか不明)とは、もう言えない。どう答えるのかは難しい」と指摘する。トランプ氏は、日本などに、ホルムズ海峡周辺への船舶派遣を求めている。
高市首相には、この先、いくつもの難関が待ち受けている。
(ジャーナリスト 菅沼栄一郎)