韓国メディア「スポーツ朝鮮」が2026年4月9日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する韓国出身キム・ヘソン内野手(27)のマイナー降格に危機感を募らせた。
「『鉄壁』フリーランドを抑えられるか」
米国2年目のキムは、開幕ロースター入りできず、開幕をマイナーリーグで迎えた。
早期大リーグ昇格を目指す中、試合中に右脇腹を痛めたムーキー・ベッツ内野手(33)が、6日に負傷者リスト入りした。これに伴い、キムが大リーグに昇格した。
大リーグ復帰直後の6日のワシントン・ナショナルズ戦に途中出場。8回からセカンドの守備につき、打撃の機会はなかった。
7日に行われたトロント・ブルージェイズとの初戦に「8番・ショート」でスタメン出場を果たし、4打数2安打1得点1四球と、すぐに結果を出した。
続く8日の第2戦も「8番・ショート」でスタメン出場し、3打数1安打2得点1四球と、指揮官に猛アピールした。
9日に行われた第3戦は、ベンチスタートとなった。キムの代わりにミゲル・ロハス内野手(37)が「9番・ショート」でスタメン出場。この日は、キムの出番はなく、チームは3-4で競り負けた。
ここまで7打数3安打、打率.429を記録し、課題の打撃でデーブ・ロバーツ監督(53)にアピールする中、米メディアによると、ベッツの復帰が迫っているという。
米ドジャース専門メディア「ドジャースネーション」(ウェブ版)は8日、「ベッツが予想よりも早く回復している」と報じた。
この報道を受け、「スポーツ朝鮮」は、「キム・ヘソンに超大型の悪材料!『ベッツの早期復帰』守備練習すでに開始...時間がない中、『鉄壁』フリーランドを抑えられるか」とのタイトルで記事を展開した。
「ベッツが予想より早く怪我から回復する見通しだ」
ユーティリティプレイヤーのキムは、セカンド、ショート、外野のポジションをこなすが、主にセカンドを守ってきた。チーム内でキムのライバルとなるのが、同じセカンドを守るアレックス・フリーランド内野手(24)だ。
フリーランドは開幕ロースター入りを勝ち取り、ここまでセカンドのレギュラーとして出場している。指揮官期待の若手で、キムがレギュラーの座をつかむには、攻守にわたってフリーランドを超えるパフォーマンスが必要となる。
このような状況の中、「スポーツ朝鮮」は「ムーキー・ベッツが、予想より早く怪我から回復する見通しだ。ベッツの怪我により昇格し、出場機会を得ているキム・ヘソンにとっては、悪材料となる」とし、こう続けた。
「キム・ヘソンには、思ったより時間が残されていないかもしれない。ベッツの復帰が早まる中、その間にロバーツ監督の目に留まらなければならない。キム・ヘソンより打率の低いフリーランドとの競争も、気を引き締めていなければならないほど、ロバーツ監督はキム・ヘソンに厳しい物差しを当てている」
チームは9日のブルージェイズ戦に敗れ、連勝が「5」でストップ。11日からはホームのドジャー・スタジアムでテキサス・レンジャーズとの3連戦を予定している。キムはどこまでアピールできるか。パフォーマンスに注目だ。