大手不動産サイトに火の粉、顧客情報が大規模漏えい? 不正アクセス疑惑報道めぐり...取材で見えた状況は

「全容解明に向けた詳細なログ解析を最優先」

   いえらぶGROUP(東京都新宿区)は顧客管理システム(CRM)を搭載した不動産業務支援クラウドサービス「いえらぶCLOUD」を手がけ、全国の不動産会社17000社以上に導入されていることで知られる。8日に公式サイトで、同サービスに不正アクセスがあったことを発表していた。

   同社広報は取材に対し、「弊社が提供するクラウドサービスにおいて、第三者による不正アクセスを受け、一部の顧客情報が外部へ流出した可能性があることを確認しております」と改めて明らかにした。「当該システムは、ご指摘いただいたSUUMO、CHINTAI、アットホーム、LIFULL HOME'S、オウチーノ、賃貸EX等の各不動産ポータルサイトからの反響情報を管理する機能を有しております」とも説明している。

   4月6日に不正アクセスの可能性を認識して初動調査を開始、8日より本格的な調査を開始した。流出した可能性のある情報の対象範囲や詳細については「外部専門機関と連携し、全容解明に向けた詳細なログ解析を最優先で進めております」との答えにとどめた。一方で下記のように注意喚起している。

「現在、外部のウェブサイトにおいて、弊社システムから抽出されたと思われるデータが公開されている事実を確認しております。ユーザーの皆様におかれましては、身に覚えのない不審なメールや電話等を受け取られた際は、記載されたURLのクリックや個人情報の提供を絶対に行わないよう、十分にご注意いただきますようお願い申し上げます」
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