経産省「シンナー在庫を調査し、供給を働きかけた結果」
この投稿は、大きな関心を集めて、X上で拡散している。
ユニットバスなどの受注一時停止について、TOTOの広報部は4月17日、J-CASTニュースの取材に対し、不足していた部材は、バスの壁と天井のパネルだったと明らかにした。鋼板に貼ってパネルにする樹脂のフィルムに色や柄が入っているという。パネルは、他のメーカーから供給を受けているため、このメーカーに確認しないと、なぜ供給不足になったのかは分からないとした。
ただ、ナフサ供給環境の悪化によるフィルムの接着剤などに含まれる有機溶剤の調達困難は、受注停止の原因になったとは強調した。ユニットバスなどの受注については、20日からの段階的再開に向けて準備をしていると答えた。
カラー塗料の一部欠品が受注停止を招いたとするX投稿について、経産省の生活製品課は17日、塗料の原料になるナフサ由来のシンナーが目詰まりしていたため、一部の色に欠品が出たことが分かったと取材に説明した。
「ナフサは、数か月分は確保しており、不足していませんが、なくなるのではないかといった不安が広がり、注文がたくさん寄せられたため、目詰まりを起こしていました。シンナーの在庫などを調査したうえ、供給を働きかけたため、受注が再開できました。システム上、全体の受注を停止せざるを得ませんでしたが、別の手段を考えることで順次再開できるでしょう。数か月以降については、ナフサの備蓄を放出したり、代替ルートを探して調達したりすることで対応したいと考えています」
こうした進捗については、16日に政府内で開かれた第4回「中東情勢に関する関係閣僚会議」の中で報告されたとした。
高市早苗首相は、同日のX投稿で、この閣僚会議開催に触れている。ユニットバスについては、原材料不足を理由に受注を控える動きがあったものの、「目詰まり原因を特定し、サプライチェーン各層への同様の働きかけを行った結果、新規受注再開が発表されています」と述べている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)